ケーススタディ1 老朽化したアパートを売却したM様

M様は先代から相続した地方都市のアパート2棟を所有されていました。すぐに売却するつもりはなかったので、賃貸運用を考えていました。アパートのすぐ近くにある地元の管理会社に相談し、管理を任せることになりました。

しかし、その管理会社のサービスがあまりずさんな点が気になっていました。管理会社の権限を使って、売却を促しているような気配があり、「不動産を狙われているのでは?」と感じることがありました。実際に、管理会社の言いなりになってしまうと、不動産を安く買い叩かれたりする事例は多くあります。

そこでセカンドオピニオンとして、当社にご相談がありました。まだすぐに売却を考えてはいませんでしたが、地元の管理会社と、シードに不動産の売却価格を聞いてみた所、以下の様な差がありました。

地元管理会社の査定額 1億9000万円

シードの査定額 2億2500万円

と、10%以上も価格に差が出ました。

また管理費についても相談してみたところ、倍以上の差額がありました。

地元管理会社のの査定額 賃料の5% 50,000円/月

シードの査定額 1室あたり1000円 20,000円/月

全20戸、1室50000円のアパート

総合的に判断し、管理会社をシードに変更して頂くことになりました。

しかし、管理変更時には、いやがらせと思しき行為も発生し、地元の管理会社はろくに引継ぎもなく

管理を放棄されていしまいました。管理というのは、資産を預けることと同じですので、管理会社の選定には気をつけなければいけません。当社は、関連会社のシエルトパートナーで管理をお受けしたのですが、関東一円で2000戸の管理を行っていることから、信頼して頂くことが出来ました。

その後、賃貸運用が安定化して、利益を生み始めた頃、アパートが建っている地域で都市開発がはじまり、土地の価格が上がってきました。M様は「いまがチャンス」とお考えになり、売却を考え、シードに相談してみてみたところ、立ち退きによる売却の提案がありました。

地元の管理会社は、買取しか提案してくれなかったところ、シードは利益の最大化の為に、買取に付随して立ち退きも実行してくれることになったのです。長年のアパート経営で、粘着性の高いテナントが多かったのですが、シードの社員が粘り強い行動の結果、1年ほどかかって全戸立ち退きをしました。結果として、古いアパートは立派なマンション用地になり、想像よりもはるかに高い金額で売却することが出来ました。

その後、E様売却した資金で不動産投資を行い、大家業をスタートされています。。

ポイント

立ち退き代行は非弁行為で違法性がある為、当社で買取させて頂いてから立ち退きを行います。

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